福岡市中央区警固の西光寺です。寺の歴史・概要は了玄（天和2年9月9日没）を開基とする。古くは組ケ浦の満王寺に開基されたが、今より二百数十年前（江戸時代末）に火災により、古事録などを焼失して詳細は不明どある。火災のあと、現在の地に移転して、旧所在地の地名により、山号を満王寺とし、旧寺地は西光寺の墓地として管理してきた。現在の警固3丁目蜂火台住宅あたりであろうと推定される。現在の本堂は、昭和3年、第14世玄道の時に再建。庫裡は、第15世俊道の時に再建された。古くは、筑紫郡警固村薬院で、昭和初期には、福岡市古小鳥町となり戦後さらに福岡市警固3丁目、また市の区制実地により現在の名称となる。