昨年より、浄土真宗本願寺派 那珂組の福岡市内15ケ寺の寺院で当番宗を務めさせていただく【福岡市仏教会】で、コロナ禍における法語ポスター第二弾が完成しました。
昨年の新型コロナ感染拡大から一年以上が経過して、医療関係者や保健所の職員の方々への過重負荷、逆にその他の労働者層においては雇用と経済の不安、両者に共通して見ることの出来る「いのちの不安」という新たな問題が見えてきたのではないかと考えます。殊に、毎日のように報道されます自死の問題も決して看過してはならない大切な問題であります。
かけがえのない一期のいのちをお互いに大切に考えあっていく上で、行動、言葉がけ、心理面での安寧をはかり、欲望と自制、ストレスとその解消、皆で意識し合い、語り合い、実践し合って行く訴えを、このポスターで提示していくことが出来ればと願っております。