第8回那珂組門信徒のつどいを2023年3月8日、博多区吉塚の西林寺(安武義修住職)で開催しました。
コロナの影響で中止していましたが4年ぶりに、人数制限を行い寺族や門徒の方の78人が参加されました。
災害追悼法要
法要は那珂組の組長を導師に各教化団体の担当部長が出勤し、
東日本大震災13回忌追悼法要と熊本県の特に球磨川流域では大きな被害をもたらした「令和2年7月豪雨」など、あらゆる災害の追悼法要をつとめました。
各教化部の会長さんより代表焼香をしていただきました。
漫才法話 : Seppo-CCQ
講師は熊本教区球磨組の明導寺の藤岡教顕さんと慈願寺の那須弘紹さん(漫才・法話のコンビ名はSeppo-CCQ)です。
二人の漫才ではお寺の掲示板大賞で受賞した「おまえも死ぬぞ」の言葉を使って「限りある命の大切さ」と「死んで終わりじゃない。浄土に生まれていくいのち」について、笑いを交えながら、この言葉に込められた意味について話されました。
続いて、那須住職が「自分は大丈夫と思っているから、人の話が耳に入らない」と自己中心的な煩悩を示し、災害時を含め、混乱した状況の時の心の支えの大切さを法話されました。
記念落語:桂塩鯛 師匠
「落語」は四代目桂塩鯛師匠の演目「天災」が演じられました。
なお、「人吉球磨復興支援」として、講師が持参した豪雨後に開発した地域伝統食の漬け物、柚子胡椒にお茶とコーヒーのセットなどを販売しました。売上金は現在1000人が被災している人吉市の仮設住宅の被災者に米などの食料品に還元して配布されました。
また、会場内でトルコ・シリア地震募金活動を行い、14,222円を本山のたすけあい運動募金に送りました。
那珂組組長
今泉信生