親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要が京都の本願寺で勤められています。
福岡教区那珂組は1班(4月2~3日)に続いて、2班(4月12日~14日)は46人が団体参拝としてお参りしました。
前日からの降雨でしたが、京都駅着直前に雨が上がりました。
京都国立博物館
最初に訪れたのは京都国立博物館の特別展です。
親鸞聖人の自筆の名号・著作・手紙をはじめ、彫像・影像・絵巻など、求道と伝道の生涯をたどることができました。
大谷本廟へ
続いて、大谷本廟を参拝しました。
翌朝6時、本願寺 お晨朝
翌日の早朝に勤まる本願寺の晨(じん)朝(じよう)勤(ごん)行(ぎよう)(6時)には全国からの参拝者で御堂(阿弥陀堂)は入りきれない程でした。
本願寺 慶讃法要へ
ホテルから歩いて本願寺へ向かいます。
全員で記念撮影。
10時からは同慶讃法要が勤まり、親鸞聖人を通してつながっている全国の門信徒がにこやかに参拝し、共にお念仏を称えるご縁をよろこびました。
なお、全国からの各団体参拝者で境内は大混雑の状態になり、那珂組は「迷い子よけ」として目印に仏旗と独自のマスクカバー(同法要のロゴマーク)を着けるなどの対応をしました。
奈良へ
法要後、奈良へ移動。
橿原神宮
奈良県明日香村の石舞台古墳を見学。
奈良・吉野へ
最終日には観光の一つに桜の名所として知られる奈良県の吉野山へ行きましたが、
異常気象が原因なのか訪れた時は満開をすぎ、新緑の葉桜見物になりました。
歴代ご門主分骨所 本善寺さまへ
吉野山の麓にある浄土真宗本願寺派の本善寺(奈良県吉野町)を参拝しました。
一四七六(文明八)年に本願寺八世蓮如上人が創建した寺院です。
背後は山々で囲まれ、同寺の前の吉野川を堀に見立て、武者返しの石垣と高い塀を設けた城郭寺院の形をしていました。
本善寺さまの蓮如上人像。
これまで多くの攻撃を受けるなど戦乱の歴史や沿革について、六雄住職は分かりやすくお話をいただきました。
また、蓮如上人以降の歴代門主の遺骨が納まる納骨堂があり、2010年、本堂・蓮如堂・蓮如堂拝堂・経蔵・鐘楼・茶所・玄関・客殿・御成御殿・庫裏・山門が国の登録有形文化財に登録されました。
見所はいっぱいで、あっという間に滞在時間をオーバー。急いでJR大阪駅に向かい帰りの新幹線にギリギリ間に合いました。
那珂組組長
善教寺 今泉信生
写真記録
西林寺 安武義修