那珂組コラム

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白鵠会 定例会1月 [講師 楠壽彦師]

白鵠会 定例会

日時:2024年1月31日(水)15時~ 会所:善教寺

テーマ:『子ども(若者)・親子に向けた法話』
講師:楠 壽彦(法善寺)

所感:シチュエーションとして、お子さまを対象にしたお寺の行事に参加していただいた親子への最初のご挨拶で法話を交えお話させていただきました。

お話させていただくにあたり、日頃何気なく行っていることも、仏教でいう『自利利他』の、ともに敬う心で行動してみる事、阿弥陀さまに向い、合わせる手の中に大切な人を思いながら『一人じゃないんだよ。』と安心から生まれる報恩感謝のお念仏を口にする最初の尊い機縁になればという思いでありました。研鑽させていくなかでもっと仏法に踏み込んでお話しできればとご指導いただきました。

参加するお寺の行事を通して、じっと掌を合わせ、静かな空間をともにし、子ども達ひとり一人の耳の底に聞こえてくること、ひとり一人のまぶたの裏に浮かんでくることは違うかもしれませんが、お聴聞させていただく中に、お子さまは素より保護者も私も阿弥陀さまのお育てをいただいていることをより深く伝えていける会になればという思いであります。

楠 壽彦(法善寺)

法話後には、講師を囲んでの講評会。参加の会員全員が発言をし、講師とともに全員が貴重な研鑽の場となっています。

講評会の後は、第2 部の時間として「時事耕論」と銘打って会場担当の会員より問題提起をし、意見交換をしています。今回は「布教伝道における聖教・現代語訳の扱い」についてでした。聖教の原文では、現代には意味が伝わりにくいこともあり、現代語訳による布教伝道でのあり方を耕論しました。
儀式(法要・葬送儀礼・法事など)においては、原文を尊重しながら、法話においてその内容を丁寧にお伝えしていくこと。また、表白文(儀式の意義を述べる文書)で意義をお伝えする大切さを確認しました。
このホームページでは、若手僧侶の日頃の研鑽の姿をご紹介させていただきながら、仏縁の中で僧侶を身近に感じていただければ有り難いことであります。

井上浄英(那珂川市・真教寺住職)