那珂組コラム

那珂組コラム

白鵠会 定例会9月

白鵠会・定例会

日 時:2024年9月11日(水)14時~
会 所:大光寺
テーマ:『子ども(若者)・親子に向けた法話』
講 師:松藤 一誓(浄光寺)

初めてお寺へお参りしてくれた子供達に対する想定の法話をさせていただきました。
子供達にお寺のことを知ってもらえるように、優しい法話になるよう気をつけました。

もっと深く仏様のお話をしたり、御讃題を意識すると良いのではないか、というご意見をいただきました。

また、法話の内容だけではなく、声のトーンや目線の動き等も、その場の雰囲気に合わせて臨機応変に変えられるようにすることも大事であるということも話し合われました。

自分一人だけでは気がつかないような、様々なことを学ばせていただき、大変貴重な時間でした。

担当講師 松藤一誓(那珂川市 浄光寺住職)

 

法話についての講評会が終わった後は恒例の「時事耕論」の時間となりました。

通常は会所担当の方が発題されるのですが、今回は法話の講評会からそのまま流れる形となりました。参加者が初七日などの仏事に込めたそれぞれの思いを語りあうことなどを思い思いに語る形となりました。

また、本来の発題担当者からは「宗教とAI」という観点からの提起もありました。

私たちを取り巻く技術や環境、価値観は目まぐるしく変化をしています。有用な技術は取り入れ、変化していく環境や価値観には対応していく必要があります。ですが、私たちの前に新しく現われるモノが全て正しく、これまでより優れているわけではありません。

たとえどんな時であっても私たちの基準は「南無阿弥陀仏」であると再確認した時間となりました。

郡島朋昭(春日市 光照寺住職)