那珂組コラム

那珂組コラム

福岡市仏教会[那珂組主催]仏教講演会

2021年10月18日(月)、会所 西林寺におきまして【福岡市仏教会】主催の『 仏教講演会 』を開催いたしました。

ご講師は、様々なメディアでご活躍中の釈徹宗先生をお迎えしてライブ配信致しました。

福岡市仏教会主催 仏教講演会

日時: 2021(令和3)年 10月18日(月)午後2時より
講演会:Youtube【福岡市仏教会】チャンネルにてLive生配信
記念講話:釈 徹宗 師(浄土真宗本願寺派如来寺住職 相愛大学人文学部教授)
『仏教講演会』 講師:釈徹宗師/講題:現代人のための仏教
主催:福岡市仏教会( 浄土真宗本願寺派 那珂組 )

プロフィール:釈徹宗(しゃく てっしゅう)師
浄土真宗本願寺派 如来寺住職 相愛大学人文学部教授。1961年、大阪府出身。 2017年『落語に花咲く仏教-宗教と芸能は共振する-』で第5回河合隼雄学芸賞受賞 。NHKニュース シブ5時「お悩み相談 渋護寺」出演。自由に仏法を語る若きメンターとして注目を集める気鋭の僧侶。


講演会を終えてー

人類が未だかつてないコロナウイルスと向き合い2年が経過しようとしております。

当たり前に過ごしていた日常(活動)が、突然急ブレーキを踏まれた如く停滞しました。しかし、そんな今こそ、活動スピードが落ち見えてくるものがあるとご提示を頂きました。

人間は突然の危機に晒されると無力だと言う事。コロナ禍による、不安、差別、排除。今、鎌倉時代に鴨長明によって書かれた随筆の『方丈記』が大変な注目を集めているそうです。

こんな境遇下になると人間は先人の知恵に学ぼうとする意識がはたらくのだそうです。

かような時代だからこそ、気持ちが荒み、固まってゆく心を解きほぐすのは、巨大伝統仏教教団の責務であるとの、先生のご指南でございました。

『大無量寿経』三十三願「触光柔軟の願」には、私たちが光明に触れるときに、柔軟な心をたまわるということが説かれています。それは単に柔らかいということではなく、どこまでも頑固な自分の自身の姿が照らされるということである。いつも自我を中心に生きてきた自らの実態と、そのような私であるからこそ、願いが差し向けられているという事実に頷かされる時、仏を敬うのと同じく、仏の大悲を生きているすべての他者を敬う柔軟な心が、私に起こるのだと言う事が説かれているのてあります。との先生のお話でありました。

コロナと向き合う私達は、改めて仏教の叡智に学ばせて頂く事の必要性を強く感じた大変有難いご縁でありました。

福岡市仏教会 会長
浄福寺住職 佐々木成明