那珂組コラム

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白鵠会 定例会 4月NEW!

白鵠会・定例会

日 時:2026年4月23日(木)15時~

会 所:円龍寺(福岡市中央区)
テーマ:『降誕会』
講 師:白山 響(浄運寺)

本日は、「降誕会」をテーマとして西本願寺での降誕会の様子や我が子の誕生の様子を結びつけてご法話をさせていただきました。

お寺とはお葬式や法事のイメージがあり、お祝いの行事にはご縁がないとお思いの方もおられるかもしれませんが、今回のテーマとして取り上げた降誕会の他にも、お釈迦様のお誕生日をお祝いする花まつりや赤ちゃんが生まれてはじめてお寺にお参りをする初参式、仏前にて行う結婚式など慶びごとの仏事も多くあります。
こういったお祝いの仏事を通して今一度、生かされているこの命、おかげさまの人生について気付かされることがあるということをお伝えさせていただきました。

本願寺の降誕会の様子は、このような機会がないとなかなか知る機会がないのではないかと思い、実際に本願寺に置いてあります、リーフレットを参考資料に活用させていただき、よりイメージが想像できるような形で準備をさせていただきました。

発表の後に、法話についての講評会が行われ、ご指摘をいただけましたので、今後さらに研鑽を深めてまいりたいと思いました。このような場は他では味わえない独特の緊張感があり、良き経験となりました。

白山 響(浄運寺・春日市)

講評会後は、時事耕論です。

時事耕論は、会所(会場)の会員より耕論題材を提起します。今回は、ご自身が長崎県での法務員時代のご経験から、七日参り(逮夜参り)の現状と意義について提起されました。

その法務員先寺院では、必ずと言っていいほど七日参り(逮夜参り)のお勤めをされるそうです。よって、四十九日法要までにご遺族との会話も増え、丁寧に接していく事が出来るので、今後の仏縁にしっかりと繋がっていくそうです。

会員寺院では、七日参り(逮夜参り)の仏縁は少ないようです。大切な仏縁として勤めたい思いがある一方で、ご遺族に七日参りの説明をどのようにすべきか、強制的にならないよう注意しつつも、仏事の簡略化傾向にある時代、どう伝えていくかをそれぞれが苦悩しているようであります。

葬儀時に、七日参り表をご遺族に渡しながら、丁寧にご案内していくことは、とても大事であります。七日参りが出来ない場合でも、初命日参り(初月忌参り)を勧めつつ、四十九日法要を前にご遺族と少しでも接する大切さを感じました。

その後は、ご門徒・ご遺族との接し方、あらゆる場面を想定しながら具体例を出しながら、有意義な耕論の時間となりました。

井上浄英(那珂川市・真教寺)