白鵠会 定例会
日 時:2026年9月30日(水)15時~
会 所:浄光寺 (那珂川市)
テーマ:『お彼岸』
講 師:伊藤真利 (福岡市中央区・光明寺)
今回は、「彼岸」をテーマとしてお話しさせていただきました。
ご讃題として取り上げた和讃に出てきた「弥陀弘誓のふね」をヒントに、私自身が昔、初めての土地に電車やバスを乗り継ぎながら長時間かけて辿りついたこと、帰りは父が車で迎えにきてくれて安心して眠りながら帰ったことがあり、行き道の苦労と、帰りの安心を、阿弥陀如来の救いに重ねながら、お彼岸の意味を味わい、お話しさせていただきました。
法話後の講評の中では、此岸の説明で用いた娑婆世界という表現が難しいのではというご指摘や、彼岸の味わいが通仏教的なものであるので、浄土真宗としてのお味わいが大切ではといったご指摘をいただきました。
いただいたご指摘を基に、これからも法話の研鑽に努めてまいります。
伊藤真利(福岡市中央区・光明寺)
時事耕論
白鵠会の役員改選後初めての定例会となりました。
役員改選しただけで、プログラムは改選前の形を継続して行っております。
時事耕論では、法話講評の中で上がった、担当が法話、その後に会員が講評するという形についてこのままでよいのかという意見を引き継いだ形で、白鵠会のプログラムやあり方についての意見交換となりました。
会員それぞれに得手不得手があり、法話と講評という形に不安を感じる会員もいるのではという意見もあり、それはもっともではあるのですが、とはいえ僧侶として仏法を伝える立場からは逃れられないので、研鑽は大切で役に立っている、という意見も多くありました。ここで研鑽して、門徒さんによりよい法話で仏法を伝える、という共通認識が大方の意志と感じました。
ただ、講評の発言については、法話としての正しさを求めすぎるのではなく、伝えたいポイントを限られた時間で話す、ということを踏まえたうえで言葉をつくすべきだと思いました。この前提を共有するために、時間を10〜15分程度、時事の仏事をテーマにする、讃題(聖典の特定の言葉を法話の中心に据える)を用いるかどうかは自由としました。
引き続き担当者が、門徒さんに対してより頷ける法話とブラッシュアップ出来る貴重な場と思ってもらえれば、と思います。
また他には、改めてお勤めの確認や練習、お経や聖典の教学を学ぶ機会もあった方がいいのではという意見もあり、意欲的で頼もしい限りです。
これから2年間、会員の成長に関わり、また自分自身も成長させていただく場として任期を勤めて参ります。
佐野唯信(福岡市博多区・専宗寺)



