「前(さき)に生れんものは後(のち)を導き、後に生れんひとは前を訪(とぶら)へ、連続無窮(れんぞくむぐう)にして、願はくは休止(くし)せざらしめんと欲す」 昨年、春彼岸の中日に、自宅で百二歳を一期としてお浄土に還られた女性は、若く…

那珂組コラム - 今月の法話
今月の法話 令和8年 8月[ 専光寺 藤井直道 ]
お盆に寄せて「おかげさま」に出会う 皆さま、ようこそお参りくださいました。 お盆というと一般的には「亡くなったご先祖さまの霊が、あの世からお家に帰ってくる期間」と捉えられがちです。しかし、浄土真宗のお盆は少し味わいが異なります。浄…
今月の法話 令和8年 7月[ 明応寺 藤野光信 ]
ホタル 祖母と過ごしたあの日の思い出 アジサイの花が見頃となりました。また、少なくなりましたが裂田の水路では、ホタルが光を放ちながら飛び交っております。このホタルの時期になると、亡き祖母の事が偲ばれます。 私はものごころついた時(…
今月の法話 令和8年 6月[ 真教寺(那珂川) 井上浄英 ]
「幸せとは?」 幸せを求めて 私たちは、幸せを求めて生活しています。個々に幸せの感じ方に違いがありますが、共通して言えることは、幸せ=安心を求めているということでしょう。 安心を求めること、つまり、生きていく中で漠然と不安を抱えて…
今月の法話 令和8年 5月[ 浄光寺 松藤一誓 ]
安心(あんしん)と安心(あんじん)と この頃は、物価が上がったり、先の見えないニュースが続いたりして、「損をしたくない」「安心して暮らしたい」と思うことが増えているのではないでしょうか。 その気持ちは自然なことですが、強くなりすぎ…
今月の法話 令和8年 4月[ 教徳寺 髙原隆則 ]
雲霧之下明無闇 昨年、95歳を一期として遷化した前住職の一周忌法要を厳修しました。 参拝頂いたご門徒の皆様に「拝読浄土真宗のみ教え(第三版)」を謹呈いたしました。 2009年に親鸞聖人750回大遠忌法要に向けて編纂されたもので、冒…
今月の法話 令和8年 3月[ 正応寺 大鶴智恵 ]
春のお彼岸 お彼岸は、春と秋の年に2回あります。春分の日、秋分の日を中日として、その前後3日間ずつ、計1週間がお彼岸の期間とされます。 「彼岸」とは「阿弥陀仏の浄土」という仏様の国のことを言い、その浄土に往かれた大切な方を思う季節…
今月の法話 令和8年 2月[ 光蓮寺 簑原智海 ]
お念珠がつなぐもの 先日、あるお宅のご法事でお参りの途中、「あっ」という声と共に、お念珠の珠が転がってきました。お念珠が切れたのでしょう。お経を中断し、皆で散らばった珠を拾い集めていました。 その時、誰かが小さな声で「不吉な・・・…
今月の法話 令和8年 1月[ 一心寺 傍示憲昭 ]
一休さんと浄土真宗 門松(かどまつ)は 冥土(めいど)の旅(たび)の 一里塚(いちりづか) めでたくもあり めでたくもなし (一休宗純) とんちで有名な一休さん(一休宗純)が、お正月に詠まれた句です。しかも棒きれの先にドクロ(骸骨…
今月の法話 令和7年12月[ 真教寺(月隈) 月江教昭 ]
「わがはからいにあらず」~緩和ケア・疾病の軌跡~ 此の度は「疾病の軌跡」についてお話ししたいと思います。 「皆さん、どんな最期を迎えたいですか?」と尋ねると、多くの方が「ピンピンコロリが理想です」とおっしゃいます。元気に過ごし、誰…













