那珂組キッズサンガ in 糸島 子どもたちの夏休みも終わり、普段の日常を取り戻そうとしておりますが、暑い日が続きますと夏の初めを思い出します。 那珂組では『キッズサンガ』として子どもたちの長期休みに合わせてご門徒さまのお子様やお友…
那珂組コラム - 今月の法話
今月の法話 令和6年 8月[ 浄福寺 佐々木成明 ]
とうとう「老い」が「オイっ!」と肩をたたいて 今年の5月30日、野球の試合中、捕手をつとめた私の右膝に異変が走りました。 帰宅後、膝はみるみる腫れあがり、翌日、整形外科にて、右膝半月板断裂との診断の結果でした。全治3か月。膝治療の…
今月の法話 令和6年 7月[ 光照寺 郡島朋昭 ]
『気が付かなくても輝いている』 最近、小学校時代の同級生に30年以上ぶりに再会する機会に恵まれました。 どれだけ時間がたっていても、目の前にその人が現れるとあんな事があったこんな人だったと記憶の奥底からいろいろな思い出が湧き出てき…
今月の法話 令和6年 6月[ 長円寺 高橋信証 ]
私を支える大きな柱 ある雑誌を読んでいると、『私を支える大きな柱』というワードが私の眼に留まりました。人間は、【時間】【関係】【自律】の三つの柱で支えられていて、その一つでも失うと不安や孤独を感じるそうです。 【時間】による支えと…
今月の法話 令和6年 5月[ 浄運寺 白山義章 ]
「帰敬式、それはあなたの2回目の誕生日」 これは築地本願寺のホームページ内にある「帰敬式」のページにある言葉です。そしてこのように続きます。 「あなたが生まれたときが1回目の誕生日。 そして、あなたが法名をいただいた日、仏弟子とし…
今月の法話 令和6年 4月[ 寂静寺 佐々木龍明 ]
阿弥陀如来の本願は かならず救うまかせよと 南無阿弥陀仏のみ名となり たえず私によびかけます 「 一月は行く、二月は逃げる、三月は去る 」 と申しますが、年度末の三か月は瞬く間に過ぎ新年度を迎えました。「それ、春も去り秋も去りて、…
今月の法話 令和6年 3月[ 専光寺 藤井直道 ]
「時の流れ」を歩む 私が現在のお寺に入寺して15年以上が経ちました。その間、私の身近にも色々な変化がありました。この町で出会った人との今生の別れあり、この町の風景もゆっくりと少しずつその姿を変えてきたように思います。そして変化はま…
今月の法話 令和6年 2月[ 明應寺 藤野光信 ]
受け止める 大地のありて 椿落つ 梅の花が咲き匂う頃となりました。皆さまにはご健勝にてお過ごしのことと存じます。 今年の元日は能登大震災により、亡くなられた方や、今でも避難生活を送られてある方が沢山おられます。心よりお悔やみとお見…
今月の法話 令和6年 1月[ 真教寺 井上浄英 ]
親鸞さまは、私のとなりにいらっしゃる ご本山・本願寺(西本願寺)では、『御正忌報恩講』が1月9日~16日まで勤修されます。 『御正忌報恩講』とは、宗祖・親鸞聖人のご法事です。浄土真宗の全ての寺院で、この法要は必ずお勤まりになります…
今月の法話 令和5年12月[ 浄光寺 松藤一誓 ]
帰る場所、また会える場所 今年も残りあとわずかとなりました。 皆さまは今年、どちらへ旅行へ行きましたか?よく、人生は「旅」であると例えられます。しかし旅であるとするなら、最後に帰り着くところが明らかになっていなければなりません。 …